こんにちは。
代表の蔵本です。
皆さん。
最近よくSDGsというフレーズを耳にしませんか?
これは、Sustainable Development Goals (サスティナブル デベロップメント ゴールズ)の略なんですね。
舌を噛みそうな言葉ですが、各業界で取り組みが活発になってきております。
これは、環境汚染や貧困・人材不足・ジェンダー平等など、世界中で抱えている社会問題の解消を目指す取り組みで、持続可能な開発目標という意味だそうです。
我々の印刷・サイン業界でもやはりよく耳にするようになってきました。
弊社が一番よく扱う材料にターポリンという塩ビ素材の材料があります。
これは、俗にいうテント素材で、防水布という意味もあり雨に強く屋外での広告幕等に使用されるものです。
ただ、この材料は昔からリサイクルという点で非常に問題を抱える材料でもあるんです。
業界でも数々の取り組みが研究されてきましたが、未だに画期的なリサイクル方法は確立されていないのが現状です。
ただし、塩ビという素材は燃やさない限り半永久的に二酸化炭素を排出しないので、埋め立てなどの廃棄処理をする事で、地球環境への負荷は最低限に抑えられているのも事実です。
そんな中で、先日ホームページからのお問合せで
「使用済みのターポリン幕を使って、かばんが作れませんか?」
と言う内容のメッセージが届きました。
これは、実は弊社が前から提案させていただいているリメイクバックという商品の事だったんですね。
折角強度のある材料なので、使用期間が終わってからその材料を元にカバンを作りませんか?というアイデアで提案をさせていただいておりました。
そんな中で今回のご相談をいただきましたので、もちろん回答は「はい! 大丈夫です!」 の一言です。
早速、お客様より使用済みの材料を送っていただいて、トートバックを製作させていただきました。
この取り組みも、SDGsの「12.つくる責任・つかう責任」に当てはまるのではないかと考えております。
今後も、少しでも弊社としてできる取り組みを社内で考えつつ、皆様に良い商品をお届けできるよう努めて参ります。
今回、ご相談をいただきました ㈱丸紅フットウェア 諸越様 !!
誠にありがとうございました。