こんにちは!
代表の蔵本です。
またまた建材へのプリントのご紹介です。
今回は、サイディングにチャンレンジしてみました。
サイディングって何?
という事ですが、建物の外壁材として使われる建材の事をサイディングといいます。
さらに4種類に分かれるのですが、今回は窯業系サイディングというものを使用しました。
主に455x3000のサイズに工場で作られ、建築現場にてパネルをはめるようにして建物の外壁を作っていきます。
ひと昔前は、モルタルを現場で職人さんが塗り上げていくのが一般的でしたが、現在ではサイディングを張る工法が増えているようです。
またサイディングには、色々な表面の柄や凹凸の種類があります。
基本的に、大蔵プロセルの印刷機では、一番トップの面で印刷のピントを合わしますので、凹凸面に対してはどうしてもピンボケの症状が出てしまいます。
それを踏まえて、今回はチャレンジしてみました。
結果は・・・
どうでしょうか?
かなりいい感じにプリントが出来ていると思います。
やはり細かい柄の物で、凹凸面が深いサイディングに関しては、ピンボケが出てしまいましたが、概ね綺麗にプリントが出来ました。
サイディングは屋外用の外壁材ですので、外での使用を大前提としております。
こちらのプリントのインクの屋外耐候性能は3年程度です。
但し、本当に外壁材として長期を想定した場合、3年ではやはり現実的に難しいかと思います。
ですので、このプリントをした上からオーバーコート剤を吹き付けて、現在沖縄にある屋外暴露実験場にて試験を受けております。
こちらの結果は、また分かり次第情報をアップしたいと思います。
店舗内装などでサイディング材を使用する場合は、全く問題ありませんので、是非ご検討をお願い致します。
大蔵プロセスは、新たな付加価値を引き続きご提案していきます。